出口戦略1 リアロケーション

右肩上がりの世界経済の発展を信じてオルカンに投資していますが、今後30年、40年の複利を享受できる若者とは条件が大きく異なります。インデックス投資に関する書籍はできるだけ読みたいなと思っていますが、選ぶポイントはどうしても60代後半の考え方やいわゆる出口戦略が中心になってしまいます。インデックス投資家、そしてブログ「梅屋敷商店街のランダム・ウォーカー」の著者で有名な水瀬ケンイチ氏は、「改訂版 お金は寝かせて増やしなさい」の中で、これまで経験されてきた株の暴落時それぞれでの心境と対応や出口戦略を述べられているので、本書を通して高齢者にとっても有益な情報を得ることができます。

インデックス投資の恩恵を享受するには長期の投資が必要ですが、それが私たち高齢者にあてはまるか、否かは各自それぞれの判断、あるいは運命に頼るしかありません。水瀬氏は大きな損失を回避するための方策として、リバランス(資産配分比率の修正)ではなく、リアロケーション(資産配分比率の見直し)の大切さを第一にあげて、米国での基本的考え、債券:株式=(年齢):(100ー年齢)を紹介されています。この比率にあてはめると、70歳であれば、リスク資産の割合は全資産の30%、債権あるいは現金は70%にすることになる、その見直しの時期は暴落時の損失を被っているときは避けろとのアドバイス。4年後には70という節目を迎えますので、その前後でリアロケーションをするつもりでいます。

イラン情勢の悪化が懸念される中、株式市場への悪影響がメディアでも取り上げられていますが、その一方で歴史的にみると数ヶ月後、数年後には株価は回復するだろうというご意見も見かけます。解説にもいろいろあるなと思って聞かせていただいています。暴落するから気を付けろとする意見、その先を見据えてホールドという意見、暴落時は買いのサイン、などなど。自分はどのような目標をもって投資しているか、どの意見が自分の状況にあてはまるかを見極めないと、話がとんでもない方向に進んでしまいます。最悪のとき、どの程度の損失額に耐えうるか、厳しめの金額を覚悟したうえで、お金を寝かせてリバランスやリアロケーションを定期的に行うつもりです。これで夜、安心して眠れると思ってはいますが、その一方で、世の中それほど甘くないのが現実とも思っています。不安なときは水瀬氏の本を読む、これも忘れずにメモしておきます。

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