定年退職後は「シニア」、「シルバー人材」、「第二の人生(セカンドライフ)」という言葉で表現されます。「終活」のように、終わりを意識した過ごし方も大切と思いますが、もっと前向きで、心が弾むような表現はないものかと、AIのGeminiに相談してみました。五行思想では、人生を四季にたとえて「青春(せいしゅん)」「朱夏(しゅか)」「白秋(はくしゅう)」「玄冬(げんとう)」と区切る考え方があります。
五行思想が教える「白秋」の真意
Geminiとのやり取りの中で、五行思想の区分けについて深く知ることができました。「青春」という言葉は広く普及していますが、その他の語句はあまり知られていないのが実情です。
このテーマを掘り下げている文筆家はいないかと尋ねたところ、五木寛之氏の著書『白秋期 地図のない明日への旅立ち』(日経プレミアシリーズ)を紹介されました。
50〜75歳は、人生の「収穫期」
早速アマゾンで取り寄せて拝読。そこには希望に満ちたメッセージが綴られていました。五木氏は、定年退職後を含む50歳から75歳までの時期を「白秋期」と呼び、それは「個人が最も自分らしく生きることのできる、人生の収穫期である」と定義しました。
この「人生の収穫期」をどう過ごすべきか。私は残された時間は、先人の叡智や「真・善・美」に触れてみたいと思っています。
大学の専門課程から定年に至るまでの長い歳月を振り返ると、少し遅ればせながらではありますが、今こうして「白秋」を愉しめる境遇にあることを、心から有り難く感じています。
