三重県の日本酒 鈴鹿川

ここは米どころが集中する東北地方、当然、おいしい日本酒に出会えます。東北6県、各地で評判の地酒が目に入るので、飲んべえにはたまりません。出張や遊びなどで出かける機会があれば、実家の兄に贈るついでに自分にもほどほどのご褒美をいただいてきました。一通りとまではいきませんが、おおむね有名な銘柄はいただいたかと思います。ただ、最近は代謝が衰えてきたせいか、深酒をするわけでもないのに翌日にアルコールが残ります。昭和の時代、祖父が朝起きると、鼻を赤くして酒臭かったことを思い出します。今はお酒の量を控えているし、清酒(アル添)を避けているので、鼻を赤くすることはありませんが、どうも身体がだるくなります。そんなわけで、晩酌は蒸留酒(芋焼酎)を嗜んでいます。

そんな中、ありがたいことに知人から、たいへん貴重なお酒をいただきました。三重県鈴鹿市・清水清三郎商店の「鈴鹿川 純米大吟醸 磨き四割」です。どちらかというと、もう一つの銘柄「作(ZAKU)」のほうが有名な蔵元さんです。伊勢杜氏の内山智広氏は、誰もがどこでも美味しく楽しめる酒を目指し、数々の賞を受けられている高名な方。伊勢志摩サミットの乾杯酒に選出されたのも内山杜氏のお酒でした。ひとくちいただくと、清流のようなやわらかで心地よい香りとフルーティな味わいが感じられ、喉ごしもなめらか、とても美味しい。自分で購入できるようなお酒ではありません。たまには贅沢もいいものです。

諸先輩の中には、いくつもの酒蔵を旅して、その歴史と伝統の味を愉しんでおられる方もいらっしゃると思います。たいへん羨ましいことです。三重県というと、やはり鈴鹿の先の伊勢神宮が真っ先に頭に浮かびます。日本人であれば一生に一度はお参りしたいところではないでしょうか。残り少ない時間ですから、一念発起して出かけたい、その際は忘れず、もう一度鈴鹿川にお目にかかりたいと思っています。

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