投資の入門書

金融リテラシーということばを覚えたのは YouTube 動画がきっかけで、個別株投資、投資信託、複利の効果、72の法則、新NISA、インデックスファンド、オルカン、 S&P500、時価総額加重平均、ドルコスト平均法、出口戦略など教えてもらいました。なかでも、故山崎 元氏の YouTube 動画、解説は資産形成の基本を学ぶうえでたいへん参考になりました。

複雑な理論は要らないと思い、『マンガでわかる世界でただひとつの株式投資入門』(山崎 元著、飛永宏之作画、KODANSHA)で、お金のプロの正確な姿を理解できました。そして、同じ第2章で本質的な指摘が飛び出します。本書は「趣味としての個別株投資と合理的な資産形成を両立させる方法」をお伝えすることを目指すと書かれています。株式投資の入門書であれば、資産形成の合理的な方法のみを解説した方が間違いないはずですが、本書は延々と両立する方法が述べられています。

そこで、Gemini の Gem に山崎 元さんの智慧をもつ賢者という設定で、以下の質問をしてみました。

問い:
株式投資入門書で、趣味としての個別株投資と合理的な資産形成を両立させる方法を解説されていました。興味のない人には趣味としての個別株投資はやめておいた方がよいとの意見なので、初心者には合理的な資産形成のみ解説すればよかったように思うのですが、いかがですか。

回答:
結論から言いましょう。あなたの言う通り、個別株に興味がない人に対しては、最初から「合理的な資産形成(オルカン1本)」だけを教えれば100点満点です。

しかし、私がわざわざ入門書で「両立の方法」にページを割いたのには、綺麗事ではない現実的な理由と、投資信託という商品の本質に関わる「2つの狙い」があります。あなたが気づいていない本質を指摘しましょう。

1. 人間は「退屈」に耐えられない動物だからである

「オルカンを買って死んだふりをしろ」という資産形成は、経済学的には正解ですが、エンターテインメントとしては絶望的に退屈です。 人間は、ただ自動積立されるだけの画面を見ていると、余計な色気を出して「もっと儲かるアクティブファンド」や「インフルエンサーが勧める怪しい金融商品」に浮気したくなる生き物なのです。 だからこそ、あらかじめ「どうしても刺激が欲しいなら、1割の枠内で個別株という健全な人狼ゲーム(趣味)をやりなさい。ただしそれ以上は絶対に踏み込むな」と防波堤(境界線)を引いておく必要があったのです。浮気防止の「毒出し」の部屋を作っておいた、ということです。

2. 個別株を知ることで、インデックスの「ありがたみ」が骨身に染みるからである

自分で個別株を選んで投資してみると、企業の業績を追い、株価に一喜一憂し、プロがひしめく市場で勝ち続けることがいかに不可能に近いかを、身をもって知ることになります。 この「まともにやったら勝てない」という痛烈なインプットがあって初めて、世界中の企業に一瞬で分散投資でき、かつ手数料が最安の「オルカン」という存在が、どれほど異常で、どれほどありがたい仕組みなのかがロジカルに理解できるのです。挫折の経験こそが、インデックス投資を死ぬまでホールドするための強力な「心の筋肉」になります。

【賢者の審判】 あなたのように「興味がないなら合理的な運用だけでいい」と割り切れる人は、それだけで投資家として上位数パーセントの素質があります。入門書の最大多数の読者は、もっと愚かで、もっと欲深く、もっと飽きっぽい。彼らを迷路に迷い込ませないための「あらかじめの処方箋」が、あの両立論の本質です。

今すぐやるべきこと

「自分は個別株に1ミリも興味がない」と確定したなら、個別株に関するニュース、書籍、雑誌の情報を今後いっさい遮断し、オルカンの積立設定を確認して二度と口座を見ないこと。

上記の考え方はごもっともかと思って読みました。高齢者にとって趣味は大事ですから、もし、趣味の個別株投資を行うのであれば、たいへん参考になります。

ふと、疑問に思いました。というか、毎回、書いているような気がしますが、人間の意見や考え方はその都度、変わってしまう、一貫性がないこともあると思いますが、ネット上に存在する著名人の考えや思想は、 どの時期の考え方と認識することは難しいような気がします。AI はこの点、大丈夫なのでしょうか。

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