寿命というのはいろいろで、健康寿命のほか、人間の活動や部位ごとに区別して、グルメ寿命、旅行寿命、スポーツ寿命などに分ける考え方があるそうです。私の膝は軽い運動で傷むほど老化が進んでいたわけで、膝寿命は風前の灯火でした。膝を痛めて治療中の11月初旬、NHKテレビあしたが変わるトリセツショーで、変形性膝関節症の改善、軟骨を強くする方法を特集していました。詳しいことは NHKのサイトを見ていただければと思いますが、とりあえず効き目が感じられたことをメモっておきます。
膝の軟骨は一般に10年で約1mmすり減ってしまいます。膝の痛み軽減と軟骨のすり減りを防ぐのに重要なのが、関節軟骨のハリ。軟骨にハリがあるほど軟骨は丈夫になり、強い衝撃に耐えることができます。膝関節症のリハビリで推奨される水中ウォーキングや自転車こぎ運動は、膝に体重をかけずに曲げ伸ばしすることで、膝軟骨にゆるい負荷をかけられるため、リハビリとして推奨されています。この膝軟骨への負荷を番組では「ゆる負荷」、膝にゆる負荷を簡単にかけられる運動を「ゆる屈伸」と呼んでいました。
なぜ、膝にゆるい負荷をかけるとよいかというと、膝の内部は関節液という栄養液で満たされていて、ゆるい負荷をかけると、軟骨が適度に押され、そして、元にもどる際に、関節液が軟骨の中にしみこんでいきます。こうした軟骨への関節液のしみこみによって、軟骨に栄養がゆきわたりハリがもどります。逆に体重増加、過度の運動、加齢などの負荷がかかり続ければ、軟骨が潰れてしまい、栄養液がしみこまずハリがなくなり、ぼろぼろになってしまい痛みや炎症が起こります。
膝軟骨にゆるい負荷をかける運動、ゆる屈伸のやり方
1)まっすぐ立って両手を身体の横に自然に垂らす
2)ゆっくり膝を曲げ伸ばしする、このとき、膝は軽く曲げるだけ(身体が少し沈む程度)。一往復2〜3秒程度でゆっくり。椅子につかまってもよい。痛みがあるときは休む。
3)1回1分、1日3回行う
番組を見てすぐに実行。11月から今年の1月まで続けたら膝の腫れがなくなってきました。これはいいと思い、ばあちゃんが使っていたステッパーサイクルという座ったまま自転車こぎ運動ができる機器を押し入れから引っ張り出して運動を続けてみました。3月現在、普通にとはいえませんが、まあまあ歩けるようになっています。
番組ではほかに、名医が実践した膝痛改善法ベスト3(体重を減らす、ゆる負荷で筋トレ、靴に足底板(中敷き)を入れる)を紹介していました。
